HyperGeometric コマンド
提供: GeoGebra Manual
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- HyperGeometric( <母集団の大きさ>, <成功数>, <標本の大きさ>)
- 超幾何分布の棒グラフを返す.
- パラメータ
- 母集団の大きさ:壺の中にあるボールの総数
- 成功数:壺の中にある白いボールの数
- 標本の大きさ:壷から抽出されるボールの数
T壷から抽出されるボールの数を示す.
- HyperGeometric( <母集団の大きさ>, <成功数>, <標本の大きさ>, <累積の真偽値> )
- 累積の真偽値 = false なら,超幾何分布の棒グラフを返す.
- 累積の真偽値 = true なら,累積超幾何分布の棒グラフを返す.
- 最初の2つのパラメーターは上記と同じ,
- HyperGeometric( <母集団の大きさ>, <成功数>, <標本の大きさ>, <変数値v>, <累積の真偽値> )
- Xを超幾何分布の確率変数とし,vをその変数値とする.
- 累積の真偽値 = false なら, P( X = v ) を返す.
- 累積の真偽値 = true なら, P( X ≤ v ) を返す.
- 最初の3つのパラメーターは上記と同じ,
CAS での書式
CASビュー では以下の書式のみが許可される:
- HyperGeometric( <母集団の大きさ>, <成功数>, <標本の大きさ>, <変数値v>, <累積の真偽値> )
- Xを超幾何分布の確率変数とし,vをその変数値とする.
- 累積の真偽値 = false なら, P( X = v ) を返す.
- 累積の真偽値 = true なら, P( X ≤ v ) を返す.
- 最初の3つのパラメーターは上記と同じ,
- 例:10個のボールの中に3個の白いボールが入っている.この中から戻さずに2個のボールを選び出すとき,
HyperGeometric(10, 2, 2, 0, false)
は \frac{28}{45}を返す.これは,白いボールが0個の確率.HyperGeometric(10, 2, 2, 1, false)
は \frac{16}{45}を返す.これは,白いボールが1個の確率.HyperGeometric(10, 2, 2, 2, false)
は \frac{1}{45}を返す.これは,2つとも白いボールの確率.HyperGeometric(10, 2, 2, 3, false)
は 0を返す.これは,白いボールが3個の確率.HyperGeometric(10, 2, 2, 0, true)
は \frac{28}{45}を返す.これは,白いボールが0個以下の確率.HyperGeometric(10, 2, 2, 1, true)
は \frac{44}{45}を返す.これは,白いボールが1個以下の確率.HyperGeometric(10, 2, 2, 2, true)
は 1を返す.これは,白いボールが2個以下の確率.HyperGeometric(10, 2, 2, 3, true)
は 1を返す.これは,白いボールが3個以下の確率.