Pascal コマンド

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Pascal( <成功の回数>, <成功の確率> )
パスカル分布(負の二項分布)の棒グラフを返す.

パスカル分布は、成功確率 p を持つ互いに独立したベルヌーイ試行が繰り返される場合に,n 回目の成功が得られるまでの失敗回数をモデル化したものであり,負の二項分布と呼ばれる.

Pascal( <成功の回数>, <成功の確率>, <累積の真偽値> )
累積の真偽値 = false なら,パスカル分布の棒グラフを返す.
累積の真偽値 = true なら,累積パスカル分布の棒グラフを返す.
最初の2つのパラメーターは上記と同じ.
Pascal( <成功の回数>, <成功の確率>, <変数値v>, <累積の真偽値> )
Xをパスカル分布の確率変数とし,vをその変数値とする.
累積の真偽値 = false なら, P( X = v ) を返す.
累積の真偽値 = true なら, P( X ≤ v ) を返す.
最初の2つのパラメーターは上記と同じ.
メモ: このコマンドは Menu view cas.svg CAS Viewでも利用できる.
例:
独立したベルヌーイ試行で成功しなければならない回数が n = 1 であり,1回の試行での成功確率が p = \frac{1}{6} の場合,成功前に2回失敗する確率は
Pascal(1, 1/6, 2, false) 出力: 0.12Menu view algebra.svg 数式ビュー),25/216Menu view cas.svg CASビュー).
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