不等式

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GeoGebraは1変数または2変数の不等式をサポートしている. Menu view algebra.svg 数式ビューで表示される不等式に制限はないが,Menu view graphics.svg グラフィックスビュー で描画できるのは特定の不等式のみである:

  • 1変数の多項式不等式, 例: x^3 > x + 1 , y^2>y,
  • 2変数の2次不等式, 例: x^2 + y^2 + x*y ≤ 4,
  • 1変数の線形不等式, 例: 2x > sin(y) or y < sqrt(x).

不等号には <, >, ≤, ≥ が使える.記号 <= と => も有効. 不等式においても,論理演算(かつ,または)がサポートされている.例: (x>y)&&(x+y<3)

不等式の解をx軸上の1つまたは複数の区間として表示するためには,不等式の Menu-options.svg プロパティダイアログ内の スタイルタブから x軸上に表示 オプションを選択する.(ただし,これは全ての不等式に対して機能するわけではない.)

不等式は関数に似ている.入力バーa(x,y)と入力することで,xy が不等式aを満たすかどうかを確認することができる.また,A が点の場合,a(A))という構文が有効である.PointIn コマンドを使えば,不等式で与えられた領域に点を制限することができる.変数,例えば x における不等式 b に対して,Point(b) は不等式 b を満たす x 軸の部分に制限された点を返す.

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