Fit コマンド
提供: GeoGebra Manual
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- Fit( <点のリスト>, <関数のリスト> )
- リスト内の 点 に最も適合する 関数 の線形結合を計算する.
- 例:
Fit({(-2, 3), (0, 1), (2, 1), (2, 3)}, {x^2, x})
出力: 0.625 x^2 - 0.25x.- 点のリストを L = {A, B, C, ...},関数を f(x) = 1, g(x) = x, h(x) = e^x とし,関数のリスト F = {f, g, h} を定義するとき,
Fit(L, F)
は a + b x + c e^x の形で点のリストに最も適合する関数を返す.
- Fit( <点のリスト>, <関数> )
- リスト内の点に対して最小二乗法で関数を計算する.この 関数 は,最適化されるべきパラメータの初期値として取られる1つ以上のスライダーに依存する.非線形反復は収束しない可能性があるが,スライダーをより適切な開始点に調整することで改善されるかもしれない.
- 例: スライダーa を範囲 -5 から 5 で増分1とする.
Fit({(-2, 3), (0, 1), (2, 1), (2, 3)}, a + x^2)
出力: -1 + x^2.
メモ:
- こちらも参照: FitExp, FitGrowth, FitLine, FitLineX, FitLog, FitLogistic, FitPoly, FitPow, FitSin コマンド.
- 大きな数字や小さな数字を扱う場合は,より正確な結果を得るために正規化を検討する必要がある.こちらのコマンド参照: Normalize コマンド.