Factors コマンド

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Factors( <多項式> ): 与えられた多項式をすべての因数の対応する指数乗の積として表すときの、{因数, 指数} の形のリストを返します。因数は次数が小さい順に並べられます。; 例: Factors(x^8 - 1) 出力：リスト {{x - 1, 1}, {x + 1, 1}, {x^2 + 1, 1}, {x^4 + 1, 1}}.; メモ: すべての因数が実数の範囲で因数分解でいるわけではない．

Factors( <数値> ): 与えられた数の素因数分解に現れる素数を昇順に並べたものと，それぞれの素数の指数を並べたものからなる形の行列\left( \begin{array}{} 素数_1 & 指数_1 \\ 素数_2 & 指数_2 \\素数_3 & 指数_3 \\ \end{array} \right) を与える．

例:

Factors(1024) 出力： ( 2 10 )　　\because \ 1024 = 2^{10}.
Factors(42) 出力： \left( \begin{array}{} 2 & 1 \\ 3 & 1 \\7 & 1 \\ \end{array} \right) 　　\because \ 42 = 2^1・3^1・7^1.

メモ: こちらも参照： PrimeFactors コマンド， Factor コマンド.

メモ:

CASビューでは、未定義の変数を入力として使用することができ，結果は適切な行列として返される．

例: Factors(a^8 - 1) 出力： \left( \begin{array}{} a - 1 & 1 \\ a +1 & 1 \\a^2 + 1& 1 \\a^4 + 1& 1 \\ \end{array} \right).