TrigCombine コマンド

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TrigCombine( <式> )

三角関数の積を含む式を，変数の和を含むが積を含まない式に変換する．

例:

TrigCombine(sin(x) cos(3x)) 出力： {\frac{1}{2} sin \left( 4 x \right) - \frac{1}{2} sin \left( 2 x \right)}
TrigCombine(sin(x) + cos(x)) 出力： {\sqrt{2} cos \left( x - \frac{1}{4} \pi \right)} .

TrigCombine( <式>, <目標関数> ): 三角関数の積を含む三角関数の式を，目標関数を優先して，変数の和を含むが積を含まない式に変換する．; 例: TrigCombine(sin(x) + cos(x), sin(x)) 出力： {\sqrt{2} sin \left( x + \frac{1}{4} \pi \right)} .

Notes:

CAS View では未定義の変数も使うことができる．
例: TrigCombine(sin(p) cos(3p)) 出力： {\frac{1}{2} sin \left( 4 p \right) - \frac{1}{2} sin \left( 2 p \right)}.
こちらも参照： TrigExpand コマンド， TrigSimplify コマンド.