Element コマンド

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Element( <リスト>, <要素の位置 n> )

リストの n 番目の要素を返す．

例:

Element({1, 3, 2}, 2) は, リスト {1, 3, 2}　の２番目の要素 3 を返す．

メモ:

CASビューでは未定義の変数も使える．

例:

Element({a, b, c}, 2) は, リスト {a, b, c}　の２番目の要素 b を返す．

Element( <行列>, <行>, <列> )

行列の指定された行と列の要素を返す．

例:

Element({{1, 3, 2}, {0, 3, -2}}, 2, 3) は，行列\begin{pmatrix}1&3&2\\0&3&-2\end{pmatrix} の２行３列目の要素 -2 を返す．

メモ:

CASビューでは未定義の変数も使える．

例:

Element({{a, b, c}, {d, e, f}}, 2, 3) は，行列\begin{pmatrix}a&b&c\\d&e&f\end{pmatrix} の２行３列目の要素 f を返す．

Element( <リスト>, <インデックス1>, <インデックス2>, ...): n 次元リストから特定の要素や要素のリストを取得するために，必要な数のインデックスを指定することができる．; 例:
リストをL = {{{1, 2}, {3, 4}}, {{5, 6}, {7, 8}}}とするとき，
Element(L, 1, 2, 1) は 3 を出力する． Element(L, 2, 2) は {7, 8} を出力する．

メモ: