「グラフィックスのエクスポートのダイアログ」の版間の差分
提供: GeoGebra Manuale
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2024年4月7日 (日) 13:32時点における最新版
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メモ: 以下は GeoGebra Classic 5 にのみ適用される.新しいバージョンについては ExportImage() コマンドを参照のこと.
このダイアログには,ファイルメニューの エクスポート サブメニューからアクセスできる.(項目グラフィックスビューを画像として (png, eps)...)
キーボードショートカット: Ctrl + Shift + U (Mac OS: Cmd + Shift + U)
このダイアログでは,GeoGebra の グラフィックスビュー を画像ファイルとしてコンピュータに保存することができる.表示されるダイアログウィンドウで,画像ファイルの フォーマット を選択し,画像の縮尺 (cm単位)と 解像度 (dpi)を変更し,画像を 透明 に設定することができる.
メモ: Export_1 と Export_2 という名前の点を作成すると,これらの点がエクスポートされる長方形の領域を定義する.そうでなければ,表示されている グラフィックビュー 全体がエクスポートされる.
グラフィックスビューを画像としてエクスポートする場合,以下のフォーマットから選択できる:
- PNG – Portable Network Graphics
- これはピクセルベースのグラフィックフォーマットである.解像度(dpi)が高ければ高いほど,画質も向上する(通常,300dpiで十分).PNGグラフィックは品質を保つため,後からの拡大・縮小は避けるべきである.
- PNGグラフィックファイルは,ウェブページ(HTML)やワープロ文書での使用に最適である.
- メモ: PNG画像ファイルをワープロ文書に挿入する際(メニュー「挿入」→「ファイルから画像」),サイズが 100%に設定されているかを確認する.そうでない場合,指定された縮尺(cm単位)が変更されてしまう可能性がある.
- EPS – Encapsulated Postscript
- これはベクターグラフィックスフォーマットである.EPS画像は品質を損なうことなく拡大・縮小が可能である.EPSグラフィックファイルは,ベクターグラフィックプログラム(例:CorelDRAW)や専門的なテキスト処理システム(例:LaTeX)での使用に最適である.
- EPSグラフィックの解像度は常に72dpiで,この値は画像の実際のサイズをセンチメートルで計算するためにのみ使用され,画像の品質には影響しない.
- メモ: EPSでは,塗りつぶされた多角形や円錐曲線での透明効果は実現できない.オブジェクトは100%不透明か完全に透明のどちらかしか設定できない.
- PDF – Portable Document Format
- (上記のEPSフォーマットを参照)
- メモ: SVGおよびPDFエクスポートでは,テキストを編集可能なテキストまたは図形としてエクスポートするオプションがある.これにより,テキストはテキストとして(例えばInkscapeでテキストを編集することができる)またはベジエ曲線として保存される(これは,正しいフォントがインストールされていなくてもテキストが同じように見えることを保証する).
- SVG – Scalable Vector Graphic
- (上記のEPSフォーマットを参照)
- EMF – Enhanced Metafile
- (上記のEPSフォーマットを参照)